(Photo by @Misspakuo)
あっ...という間に2025年を迎えてしまいまして、まだ2024年に居る気分です。今年もよろしくお願い申し上げます。この年末から年明けにかけても、いい感じの北うねりがラインナップしていました。がーっと寒気が強まっているところのスキマからの北うねり。太いのが長く続く上に、海岸沿いは西風オールデイ。言ってしまえば1年で1番うねりと風の質がいいかも。寒いけど人はいないし。と言ってもここ数年の冷え込みは緩く、ウィンターアクセサリーがあれば暑くなることもしばしば。
この1年は自分にとって、もっとものんびりサーフィンするシーズンになりそうです。子供が産まれてからのこの7,8年、そしてプロサーファーとしての世代交代、オリンピックやコロナなどを経験するなかで不透明になっていた自分のなかの情熱が - 「なぜ不透明になってしまったのか」- ようやくわかってきた気がするのです。(ながかったー笑) 年をとって長いスパンで物事を見るようになりました。20代とは明らかに違うフィーリング、そして30代にして真新しいフィーリング。大きな変化を感じます。今年はこれまでと違うアプローチを試していこうと思いますし、それが40,50代につながるアプローチなのかもしれないと感じます。10代のときにしてきたことが、20代〜そして今につながってきたように。
ずーっとサーフィンし続けるって大変なんです。しなきゃいけないと思っていたけど、それじゃどうにも先へ進めない。押してダメなら引いてみろ。んでもって、海を俯瞰して広い視野を持った時に、自分のどこにサーフィンがあるか、少しわかったんですね。どうつながっているのか、なぜ自分にこうまでさせるのか、みたいなところで。ー 一瞬の景色と感覚なんですよ。他にはね、何もない。オールフラット。無。であり有。それでも、うねっているわけです。 ーつまり特定の結果に固執しないんです。のんびり探ってみようと思います。自分のサーフィンがなんなのか。だから、海には入らなくても、ものすごくやる気ですよ。全然波に関心がなくても、自分のサーフィンがどのように流れて、果てはどこへ行き着くのか。楽しみですよね。その情熱を持って、今年もPaddle Good、進めていきたいと思います。
今年クリニックを受けようと思われている方々には、もちろん基本から応用テクニックを教えます。ただ、それだけではない部分を多く伝えていきたいと思います。はっきり言って上手い下手は関係なくて、どう一体となるか。どこで新たな自分と出会えるか、その都度どんなクリニックセッションとなるか、とても楽しみにしています。
乱文失礼いたしました。
今日、サーフィンと共に生きることができて幸せです。
みなさま、いつもありがとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
P.S 去年からのフィードバックを活かし、今年よりサーフクリニックのオプション料金「遠征チャージ費用」を廃止いたしました。その分を通常のクリニック代金に加えさせていただきましたので、若干の値段改定となります。これまで以上に、お客様に合わせた柔軟なサーフクリニック運営と期待や想像を超えるインスピレーションの提供をしてゆきますので、なにとぞご理解いただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。
Paddle Good / 瀬筒雄太